「マーケット感覚を身につけよう『これから何が売れるのか?』わかる人になる5つの方法」
ちきりん ダイヤモンド社
「売れるものに気がつく能力」、「価値を認識する能力」をこの本では『マーケット感覚』と命名している。
自分自身の価値に気づくかどうかでも、大きく分かれる。
例えば、主婦スキル。
主婦しかやってこなかったから何もないと嘆くか、
主婦で培ったスキルを活かし、収納名人となるか。
婚活をするにしても、自分の価値を知り、売り出す市場をどこにするか。
結婚相談所?合コン?
その市場によって求められている人物像は異なる。
マーケット感覚を養う。
プライシング能力を身につける。
値札や相場は他者の判断結果。自分の判断基準があるか。自分にとってはどうか。
そこから始める。
人間が動く仕組み、インセンティブシステムについて少しだけでも深く考える癖をつけよう。
そのために、自分の欲望に素直になる。我慢ばかりしていると、センサーが鈍ってくる。
自分は何が不満なのか
↓
自分が求めている理想的な状態とは、どのような状態なのか
↓
自分が欲しいものはなんなのか
問題を解決するときにも、規則、罰に頼らず、
インセンティブシステムを利用して解決できないか?
社員の遅刻が多い時は?
何か新しいことを始めるときは?
どうやったらみんなが喜んで動くのか考える。
とにかくやってみる!
学校で学んでいるばかりでは、一向に成長しない。
市場に出て、挑戦をし、失敗をし、フィードバックを得て再チャレンジしていく方が、アット的に成長は早い。
「できる」になるには、「習い、覚える」に加えて、「実際にやってみて、できるようになる」が必要。
普段、自分が消費者側になるときも、本当に自分にとって価値があるのか?それだけの対価を払って欲しいものなのか考えることが必要だと思った。他者のつけた価値から大きく割引されているから飛びつくのではなく、自分にとっての価値を考えたい。
同じことをしようとしていても、どの市場が一番成果を上げられるのかも重要。
これから新しいスキルを身につけたいと考えるときは、なんとなく今の時代に必要でしょ?
と考えて始めるのではなく、本当に社会に必要とされている何か、自分の持っているスキルは、どのような価値があるのかを考える。
「何もない」
本当に何もないのか?
マーケット感覚があるのとないのでは世界の見え方が変わってくるだろう。
この本で紹介させている
いわた書房
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読書好きには気になるサービスです。
年に一回秋頃の募集らしく、本年度は、すでに終わってました。
来年、応募してみようかな。
どんな本がくるかワクワクしますね。